高級家具の代名詞「府中家具」
広島県府中市は広島県の東南部の内陸部に位置し、福山市と隣接、岡山県総社市から広島県東広島市へ至る一般国道486号が東西に走っています。府中市の面積は約196㎢で、三方を竜王山やの岳山など標高400~700メートルの小規模連山に囲まれ、広島県内三大河川の一つ芦田川が縦貫しています。
「府中」の名は、7世紀の大化の改新により備後国府がこの地に置かれ、備後国の政治、経済、文化の中心、「国府の中心」であったことに由来しています。1871年、明治維新の廃藩置県により福山県となり、1896年に「府中町」に、1954年に「府中市」へと変遷しています。
府中市の人口は42,563人(平成22年国勢調査)で、アクセスとしては山陽自動車道・福山東ICから18.5km、福山西ICから17km、尾道ICから21km、三原久井ICから23kmとなっています。
また、広島県府中市で有名なのは伝統産業である「府中家具」ですね。今から300年ほど前の「宝永年間に内山円三が大阪で箪笥の製法を習得し、帰郷後製作に着手したのが始まり」とされる府中家具。高級家具の産地としての名声は全…