
男性は「腰痛」、女性は「肩こり」
平成25年の国民生活基礎調査の概況が発表されています。
国民生活基礎調査とは、厚生労働省が全国で実施している調査で、世帯の構成、国民の保健、医療、福祉、年金、就業、所得などの国民生活の基礎的な事項を調査しているものです。
この中で自覚症状の状況という項目があって、平成22年の調査では、男性が「腰痛」、女性は「肩こり」を訴えている割合が最も高くなっています。
この図にある有訴者とは、世帯員(入院者を除く)のうち、病気やけが等で自覚症状のある人のことを言います。
人口千人に対する有訴者率は以下のように出します。
人口千人に対する有訴者率= 有訴者数/世帯人員数 ×1,000
が、ここではやはり男性が「腰痛」、女性は「肩こり」を最も多く訴えている点に注目してほしいですね。
平成25年の調査でも、やはり男女とも「腰痛」と「肩こり」を訴えている人の割合が最も高くなっています。
症状別にみてみると、男性は「腰痛」が最も高く、次いで「肩こり」、「鼻が つまる・鼻汁が出る」、女性は「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」…