肩の痛み予防

広島県府中市の伊藤接骨院の院長の伊藤です。今回は肩の痛みについて、綴っていきます。

転んで肩を打った、手を突いて肩を突き上げた。このようなケガの後に肩の動きが悪くなることが多いようです。

肩は、その構造上から、治療する上で安静と運動の兼ね合いが難しい個所です。

ケガが起因する以外にも、肩の動きが悪くなることがあります。特に中年の方に多い、五十肩とよばれるものです。

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よく使う利き手の側にでることもあれば、反対側に出ることもあります。

利き手側は前方への運動による使い過ぎと寝癖とが重なると症状が出てきます。反対側は、よく動く利き手に比べて支持手として固定的に使われるため、運動不足であること、利き手側に引っ張られることにより緊張状態が生まれ、症状が出ます。

右利きの人に症状が出ているとき背中側からみると、背骨を軸として両肩を結ぶ線が右のほうへ傾き、右は前下のほうへ、左は後ろのほうへ移動していることが多いのです。

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バレーボールのアタッカー、ハンドボールのポイントゲッター、右投げ右打ちの野球選手、打ちっぱなしを数多くこなすゴルファー、これらの人たちは肩が前下がりにならないよう工夫が大切です。

体をほぐす準備運動のほかに、体の左右のバランスを取り戻す整理運動やストレッチ体操が必要です。日常生活では以下のようなことに気をつけたいものです。

たび重なる長時間の手枕や肘枕は腕を外側へ水平に上げる筋の腱を痛めることになります。

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肩を横へ押さえつけるような寝方は、上腕骨と肩甲骨とを前方へ押し出し、上腕二頭筋(力こぶを形づくる筋肉)の腱に負担をかけ、頑固な痛みと運動制限の原因になります。

寝るときに万歳をしたり、額やまぶたを手や腕で隠す癖も同様です。手先が冷えきってしまうこともあります。水仕事の後は手をよくふいて手先を温かくしましょう。

 
 
 
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