このページでは伊藤接骨院が所属する社団法人「広島県柔道接骨師会」の紹介をさせていただきます。
私が所属する社団法人「広島県柔道接骨師会」は、約300名の会員が集まる広島県内唯一の公的に認められた柔道整復師(接骨・整骨院)のための社団法人で、営利事業は行わず、広く広島県民の皆様の健康や福祉に貢献すべく活動しています。現在、公益法人の認可を取得すべく準備を進めています。
また、私たち柔道整復師が所属する社団法人「広島県柔道接骨師会」の上部団体である公益社団法人「日本柔道整復師会」は厚生労働省が認める業界唯一の団体で、会員数17,000余名を擁し、業界の健全な発展のために努めています。
「ほねつぎ」「接骨師」「柔道整復師」の歴史
「ほねつぎ」「接骨師」といえばご存じの方も多いと思いますが、現在は「柔道整復師」が正式名称です。
「柔道整復術」とは、日本古来の武術のひとつである「柔術」に、相手を殺傷する「殺法」と傷ついた人を蘇生・治療する「活法」があり、殺法と活法が発展変遷をとげ、現在「殺法」の技は競技柔道に継承され、活法は負傷者に施す治療法として「ほねつぎ」「接骨」として伝承され、「柔道整復術」となっています。
その歴史は古く奈良時代まで遡り、「大宝律令」(701年)や「古事記」(708年)あるいは「養老律令」(718年)に起源といえる記述が残っています。
その後、江戸時代を経て明治時代になると、1885年医制改革により接骨業は廃止の命令が出され、その人数は激減し、消滅の危機に陥りました。しかし、大正時代に入ると柔術家が中心となり接骨業の公認運動を行い、1920年内務省令により、「柔道整復術」として公認されました。以後、接骨業を行う者を「柔道整復師」と称するようになっています。
昭和45年(1970年)には、それまで「あんま・はり・灸」と同一の法律で取り決められていたものを、単独法である「柔道整復師法」が国会で可決成立しました。
平成14年にはWHO(世界保健機関)に「Judo therapy(柔道療法)」として日本の伝統医療として柔道整復が紹介され、世界の伝統医学の一医療機関として正式に認められました。
日本独自の伝統医学として脈々と受け継がれた「柔道整復」は、徐々に進歩発展しながら現在の「接骨院」「整骨院」として、技術の研鑽を続け、現在に至っています。
社団法人「広島県柔道接骨師会」の主な活動
通常総会
毎年5月に前年度の事業報告と本年度の事業計画の承認のため開催
中国ブロック学会 | 中国5県の仲間たちが一同に集い、学術研究発表などを開催 |
少年柔道大会 | 子供たちの健全な肉体と精神を養うために開催。全国大会の予選も兼ねています。 |
学術講習会 | 講師を招いての講演、保険・税務の講習、会員の学術研究発表などを定期的に開催 |
介護予防教室 | ボランティアの一環として一般の方を対象に随時開催 |
スポーツ救護活動 | 要請に応じ随時救護員を派遣しています |
ボランティア活動 | 公益法人の社会的責任としてボランティア活動を実践 |
広報誌の発行 | 会員への情報提供のため定期的に広報誌を発行 |
社団法人「広島県柔道接骨師会」の歩み・沿革
昭和4年頃 | 団結のための会合を重ねる。「広島県柔道整復師会」の芽生えの時期。 |
昭和14年 | 健康保険の取扱が認められる |
昭和12年 | 37名の柔道整復師で「広島県柔道整復師会」として第1回総会開催 |
太平洋戦争を挟み、敗戦時はGHQの命令により業界は存亡の危機を迎える | |
昭和52年 | 社団法人設立が認可され、「社団法人広島県柔道接骨師会」に改称。 |
昭和56年 | 所属会員の拠出金によって旧「社団法人広島県柔道接骨師」会館建設 |
昭和62年 | 現在地【広島市南区東荒神町1-5】に新しく「社団法人広島県柔道接骨師」会館を建設、事務局を設置 |
社団法人広島県柔道接骨師会
〒732-0805 広島県広島市南区東荒神町1-5
TEL082-262-2332
伊藤接骨院は府中学園正門前、教会方向へ入る。ハローズ元町店南へ徒歩3分
℡ 0847-43-1073 広島県府中市元町557-1