腰部椎間板ヘルニアと骨格矯正について

ここでは皆さんもよく耳にする腰部椎間板ヘルニアについて綴っていきます。

椎間板ヘルニアは重度の腰痛をひきおこします。ヘルニアで多い症状は、腰から足にかけてしびれがでる事です。まず、ヘルニアの原因について考えてみましょう。

腰部椎間板ヘルニアとは
背骨を構成する椎骨と椎骨の間にある椎間板が何らかの原因で傷がつき、その内容物が外にはみ出る事を言います。このはみ出た椎間板が腰の神経を圧迫する事により痛みがおこります。

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椎間板ヘルニアの3つの原因
◆慢性的な腰痛
ある日突然、椎間板ヘルニアになる事は、まれです
ほとんどのヘルニアの方は以前から慢性的な腰痛をもっています。慢性的な腰痛は椎間板に常にストレスをかけ続けて少しずつ椎間板を破壊していきます。

◆悪い姿勢
そして、もう一つ大きなヘルニアの原因が悪い姿勢です。腰が反り返っている姿勢(お腹を突き出している姿勢)は骨の関節と椎間板に強い負担をかけます。また、逆に座っている方などに多くみられる背中を丸めた座り方もヘルニアを引き起こす原因となります。腰を丸めすぎると椎間板の内圧が高まる為です。

◆椎間板をいためる動作
腰へのストレスは、日常生活習慣に起因していることが多いと思われます。椎間板が最も障害されやすい動作は体を回す動作とかがむ動作です。以下の動作を日常的に行う人は注意が必要かもしれません。

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・家事で腰の上げ下げが多い
・食器洗いなどで中腰姿勢をとり続ける
・ゴルフなどの腰をひねるスポーツの趣味をもっている

日常生活でこういった動作を繰り返していて慢性腰痛をもっている方は注意の必要があります。

身体のゆがみはヘルニアをひきおこしやすい
・体のゆがみがあると椎間板に強い負担をかけます
・体のゆがみが長期化した場合ヘルニアの危険が高くなります。
・前記した日常生活習慣と体のゆがみがプラスされるとさらに危険度は高くなるでしょう。

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椎間板ヘルニアの治療
ヘルニアは重度の腰痛をひきおこします。強度の椎間板ヘルニアになると、たいてい外科的治療を進められます。

でも、ちよっと待って下さい!?

外科的な治療は体へのリスクが高く、しかも腰痛が改善されないケースも多々あります。まず、リスクの少ない治療を受けてからでも遅くはありません。
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また、今後ヘルニアの外科的手術をする場合でも骨格のゆがみをある程度解消している方が術後の経過が良いそうです。 

骨格矯正の手順
当院では、首・背中・骨盤のレントゲンを提携クリニックで撮って、骨格のゆがみや負傷箇所を確認して矯正治療をはじめます。治療では直接的にヘルニアの箇所や狭窄部位には矯正しませんが骨格や骨盤のゆがみを矯正することによって症状の改善が期待できます。

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