
ギックリ腰の予防
毎日、長時間のデスクワークやパソコン、車の運転、スマートホンなど、同じ姿勢で
座ったまま仕事を続けたり、家の周りの草とりや農作業で中腰にばかりなっていま
せんか。腰には、座っているだけで体重と同じくらいの重みがかかり、前かがみ
約20度で体重の倍の重みが腰骨や椎間板にかかります。
そうした姿勢がもとで、朝の洗顔、立ったままでちょっとした物を取ろうとして
中腰から急に背中を伸ばしは瞬間、腰がギクッとなり腰を伸ばすことも曲げることも
できなくなって、痛みで2、3日寝込むことがあります。
ギックリ腰の症状にも、軽症、中程度、重症などがあり、軽症の場合でも治療を受けた後
2~3日は自分が一番楽な姿勢、たとえば膝や股を曲げて横向きに寝るなど、安静を保ち、
お風呂や酒は我慢すると回復もグーンと違ってきます。
いったんギックリ腰になると、軽症でも中腰仕事や同じ姿勢で仕事を続けると2~3か月以上
の治療期間がかかる場合もあります。
予防するには、下の物をとる時に膝を曲げ腰を伸ばして取りましょう。また、重いものを持つ…